何気なく手にとった一冊の本。それがもし、その後の人生を大きく変えるものだったとしたら────?

本屋に現れた「どうぞのいす」

先日、少し離れたところに住んでいる友人の家に遊びにいく機会がありました。その帰り道、駅の近くの本屋さんにフラリと立ち寄ったのですが、そこで目にしたのが「どうぞのいす」です。同じ名前の絵本があることは知っていましたが、本屋さんの中に「どうぞのいす」と看板が下がっているアンティーク調の木の椅子が置いてありました。これは一体なんだろう?と眺めていると、店長さんらしきおじいちゃんがこちらにやってきて、「このいす、使ってもいいんですよ」と一言。え?と私が戸惑っていると、これを置いた理由を説明してくれました。
本屋で立ち読みをすることはいけないことだと言われているけれど、店長としてはゆっくり時間をかけて好きな一冊を見つけて欲しいと思っているそうなのです。そこで、童話からヒントを得て、誰でも座って本を読んでくださいねというメッセージを込めた椅子を置いたとのことでした。それ以来、私のように「なんですかこれは?」と不思議がるお客さんや、面白がって座りに来る子どもたち、遠慮なく座って本を読む常連さんなど、色んな人に親しまれているようです。店長さんの思いやりが生み出したアイデア、お客さんにも喜ばれているみたいですね。

楽しいトランプ大会

先日、久しぶりにトランプをやってみました。小学生の甥っ子が遊びに来て暇を持て余していたので一緒にトランプでもどう?と誘ってみました。最初は「えーつまんないよー」と言っていた彼でしたが、私がケースからカードを出して切り始めると「どれどれ」と興味を持って覗き込んできました。興味津々です。甥っ子はトランプをする習慣があまりなかったらしく、「ババ抜き」や「七ならべ」「スピード」など基本的なものを一緒にやりながら教えてあげました。基本中の基本、「ババ抜き」では2人でやるとあまり面白くないと分かったのか、途中から彼のママを呼び3人で「ババ抜き大会」が始まりました。「ババ抜きだからおばちゃんは抜きねー」なんて悪態をつくほどの余裕も見られ、遊び方にもだいぶ慣れてきたようです。「七ならべ」は少し難しかったようですが、2~3回やってみるとコツを覚えたらしく、カードを自分の手元であらかじめ分類したりしながら勝負に参加していました。
我が家から帰る頃にはすっかりトランプにハマり込み、「ママ買ってー!」とお母さんにおねだりしていました(笑)後から聞いた話によると、ショッピングモールの本屋さんで買ってもらったそうですよ。

スパイスの威力

今はだいぶ回復したのですが、実は先日、少し体調を崩してしまい家で1日中寝ている日がありました。朝起きるとお腹の調子が悪く整腸剤も飲んでみたのですが、なんだろう?病院に行ったほうが良いのかなあと思いつつ半日…。思い当たることと言えば、前の日に友達と一緒に食べにいった本格的なスパイスを使ったインドカレーです。ここのお店は高級なスパイスを使っていて風味豊かなカレーを出してくれると評判があり、ずっと行ってみたかったんです。友人にメールをして聞いてみると、彼女は何ともないそう。むしろカレーのおかげで元気になっていました(笑)しかし稀に、エスニックの調味料を摂取するとお腹が「元気になりすぎてしまい」お腹を下す人もいるのだとか…!もしかしたらそれかもしれません。その日は仕方がないのでベッドの中で一日、読書に耽りました。ある意味ラッキーだったかも…。たまにはゆっくり休む日も大切ですよね。
それから2~3日はお腹が緩いままだったのですが、不思議と腹痛はなく、逆に体がすっきりしました。漢方薬を飲んだ後に近い感覚です。もしかするとこれは本当に、インドカレーが私の体の内部を綺麗にしてくれたのかもしれませんね。不思議な経験でした。

ひと工夫で美味しいサラダに

仕事の帰り、本屋さんでついつい衝動買いしてしまった「サラダ本」
お腹が空いていたこともあり、表紙の美味しそうなサラダの写真に惹かれてレジに直行しました。野菜は好きなので、サラダもよく食べます。仕事で夜遅くなるときには、サラダで済ませたい気分の日もあります。しかし、家にある野菜で作るといつもワンパターンなサラダに…。サラダって簡単に作れるように思えて、実は色々なアレンジが可能な奥深いメニューだと思うんですよ!
本で紹介されているレシピは50種類以上。ワンコインで買える書籍の割に、しっかりとした内容だったので驚きました。キャベツとか白菜って1玉買っても余らせてしまうことが多いので困っていました。でも、他の野菜と彩りよく組み合わせたりドレッシングを工夫したりすることによって、和風でも洋風でも美味しくいただくことができるみたいです!トッピングに、塩こんぶや明太子、かつおぶし、チーズなどを添えることによって一味違うサラダになります。トッピング次第で味わいも変わるので、マンネリ化することがありません。
あとは、カボチャや大根などの根菜の使い方も書いてありました。カボチャをディップにして食べるサラダも美味しそう。パーティーでも振る舞えそうな一品ですね。この本を買って、料理したい欲が高まりました。色々なサラダに挑戦してみたいと思います。

漫画から教わるもの

漫画が読み手に与える影響ってとても大きいと思います。「漫画ばかり読んで!勉強しなさい」と子どもを叱るお母さんは世の中にたくさんいますが、個人的には漫画ってそんなに悪いものだとは思いません。ブラックジャックに影響を受けて医者を志した友達もいますし、ドラえもんを道徳の授業で扱っている学校もあるそうです。
私も小さい頃、「ガラスの仮面」を夢中で読み、主人公のマヤたちのいる演劇の世界に憧れを持っていました。その影響もあり、学生時代には友達と演劇サークルまで立ちあげてしまったんですよ。宝塚歌劇団に入団することを夢見ていた友達も、あの作品を読んで励まされたと言っていました。
あとは「キャンディキャンディ」もとても良い作品です。孤児院で育った主人公のキャンディが、辛い環境を耐え抜き、立派な看護師(当時は看護婦、ですね)になる物語です。学校に行きたくないなあ、とか母に叱られて嫌だなあとか落ち込んでいる時に読むと、キャンディから元気を貰うことができました。
他にも、良い漫画はたくさんあると思います。ひと昔前の漫画だけでなく、現在雑誌で連載されているような新しい作品の中にも、秀作はたくさんあるでしょう。オススメがあったら知りたいですね。

手作りはんこに挑戦!

職場の近くの本屋さんに立ち寄ったとき、偶然みつけた「手作り消しゴムはんこ」というもの。ちょっと気になって買ってみただけなんですが、まんまとハマってしまいました。消しゴムはんことは、カッターや彫刻等を使い、消しゴムに絵柄を掘るスタンプのことです。サツマイモの断面に判を掘って年賀状に使ったことなんてありませんか?それと同じようなものです。
手づくり小物は大好きなので、さっそく挑戦してみました!初心者なので、最初は手のひらくらいの大きさのある消しゴムを使いました(もはや消しゴムと呼んでいいのかは謎ですが…)
絵柄を自分で考えるのは難しいので、見本に書いてあった女の子の顔を掘ってみることにしました。手先を使う作業ですが、夢中になると止まらない!けっこうハマってしまいました。初めての作品は少々不格好ではありますが、手作りの温かみが伝わるんじゃないかなと思います。慣れてくれば、自分の名前を掘ることもできそうです。文字掘りは難易度が高いので、練習をしなければいけませんが。
手作りはんこを作って、自分のサイン代わりに使っている人もいるみたいです。私も練習を重ねて色々なデザインを掘れるようになりたいです!友達にプレゼントするのもいいですね。

奥深いラッピングの世界

駅前のデパートの本屋さんで、ラッピングのアルバイトを募集していました。ラッピングのアルバイトということは、本の包装を専門的に担当するのでしょうか?私も以前、洋菓子屋さんでアルバイトをしていた経験があるので、基本的な包装ならできます。しかし、それ専門の担当の仕事となると、ハードルが高いなあと感じました。本の形も大小様々ですし、お客様の要望に応じて色んなタイプの包み方ができないといけないのかしら?…とか、色々考えてしまいました。
でも、プレゼント包装の技術って持っていたら絶対に役立つと思うんです!友達にちょこっとプレゼントをあげるときにも可愛く包装したら喜んでもらえるし、包装の方法を生活の色々な場面で活かすことができると思います。分かりやすい写真がついたラッピングのガイドブックもたくさん出版されていますよね。それと、プレゼント包装のワークショップをやっている手芸屋さんもあるみたいですよ。
洋菓子屋さんでアルバイトをしているときに求められていたのは「スピードと丁寧さ」でした。お客様を待たせるわけにはいきませんからね。でも、今度は仕事ではなく趣味の範囲で、改めてラッピングを習得するのもいいかなあと思いました。スピードを気にせず、凝ったものに挑戦してみたいです!

豆本の魅力

豆本って知っていますか?言葉だけは何となく聞いたことがあったのですが、最近ようやくその意味を知りました。百貨店の大きな本屋さんに行ったときに、手作りクラフト系の本棚にて「豆本の作り方」なる本を発見。それはいったい何ぞ?と思い手に取ってみると、なんと可愛らしい手のひらサイズの本ではありませんか。しかも、デザインは様々で作り方は小さいながらに本格的。これはハマる人がいるわけです。中身は、実際に絵本なんかにしてもいいし、白紙にしてメモ帳のように使ってもいいのだそう。たくさん作って友達へのプレゼントにしても可愛いかもしれませんね!
以前、自分で作る本に興味を持ち、手製本について調べたことがあります。手製本はたくさん材料が必要で、作るのが難しそう…と諦めてしまったのですが、豆本だったら短い時間で簡単に作れそうな気がします。簡単とは言え、アレンジの方法はたくさんありそうです。インターネットで詳しく調べてみると、アマチュアの人の作品から、プロの作家の作品までたくさん出てきます。豆本を作るプロがいたなんて…世界は奥が深い世界です。紅茶染めをした布をカバーの生地として使ったり、糸でページを綴じたり、表紙を型抜きにしてみたり。作る人のセンスによって、色々な可愛い豆本ができるみたいです。私が特に気に入ったのは、羊毛フェルトでカバーを作ったもの。もこもこでとても可愛いのです。クリスマスプレゼントなんかにしたら喜ばれるんじゃないかな?さっそく手芸屋さんで材料を買って、作ってみようと思います。

本好きの友人との恋バナ

何歳になっても、恋バナをするのが好きです。昔からの知り合い同士であればなおさら、ノリが学生の頃のままだったりします。もう年齢はだいぶ過ぎているというのに、同じメンバーが集まれば、あのころにタイムスリップしたような雰囲気になるのです。
私には、ずっと付き合っている本が好きな友人たちがいます。幸いにも、私以外のメンバーも社会人になってからも本を読み続けているようです。ですから、久しぶりに会っても昔の本以外に、最近の新刊について語り合うことができます。
そんなメンバーで恋バナをすると、ある特徴があります。それは、彼氏の容姿や出来事を小説の登場人物に例えたり、エピソードに例えたりすることです。たいていは、彼氏が誰に似ているかというのは芸能人だと思うのです。小説の登場人物では、挿絵のあるライトノベルでない限り、それぞれのイメージにしかありません。けれども、私たちはその登場人物の雰囲気を共感しているのでした。「私の彼はね、あの小説の主人公っぽいイメージかな」といえば、「えぇー!カッコいいんじゃない?」「ヘビースモーカーなの?」といったような反応が出てきます。ほとんどが、こちらの言いたいことを含めてくれるので、きちんと伝わっていると思う瞬間です。共通の趣味があるからこその、ちょっと変わった会話かも知れませんね。

外出先での読書

鞄の中に必ず入っているもの。財布、携帯、鍵…そこに、文庫本も加わっている人を見ると、途端にその方のイメージが良くなります。ジャンルはなんでもいいのです、「鞄に本が入っている」ことが私にとっては大事なのです。
電車で移動中の若者が文庫本を読んでいる姿を見ると、無条件で「この子絶対いい子!」と判子を押してしまいますし、通勤中であろう年配の方がこれまた読書していると、「お仕事頑張って下さい!」と密かに応援団になっています。つまり、勝手に親近感を抱いてしまうのです。
ですが実は私、外出先で本を読むのが少し恥ずかしかったりも。自分が何かに(というか本に)集中している姿を見られるのが妙に恥ずかしいのです。誰も私のことなど気にしていないとは思うのですが。
病院での待ち時間にこそ読書はうってつけなのですが、読んでいる途中で「○○さん」と呼ばれてしまうと変に焦ってしおりを挟むことなく閉じてしまう。何度これをやってしまったことか。焦る必要も恥じる必要もないはずなのですが…
私もあの若者のようにスタイリッシュに外出先で堂々と本を開けるようになりたいものです。そして、私と同じように何故か人前で本を開くことを躊躇ってしまうような同志を少しでも勇気付けられればいいな、と、淡く心に思うのでした。

たまには全く違う畑の作品を読みたいな~・・・なんて、ぼんやり思っていても中々実行できなくないですか?自分じゃ中々きっかけって作れないから、たくさんの小説の中から他の読者のおすすめコメントを参考に選ぶっていうやり方を取り入れています。いつもの自分基準じゃ読もうとしないだろうなっていう作品にもチャレンジ!そこから面白いほど世界が広がって、また楽しみ方が増えています。